雑記

中学校でやや素行の悪い女の子と話す機会があったのですが、その子の基準では「付き合ったことのある人数が4人」というのは少ないのだとか。会話の中で、別の生徒が「私は4人」って言っのに対し、「少ないなー」という反応を返していたわけです。ちなみにその女の子は「もうすぐ10人」なんだとか。
説教するわけでもなく、誉めるわけでもなく、「へぇ、そうなんだ」と無難に返した僕でしたが、内心「ビーッチ!」と叫んでいました。恋人ってのはそんなとっかえひっかえするもんなんでしょうかねぇ? 最近の子はそういうものなんでしょうか。
もっとも、どこからどこまでを付き合っていると見なすかにもよります。その子の「付き合っている」基準が物凄く広いのであれば、そんだけ選り好みしているのも納得がいきます。
まぁ、深く考えないことにします。
ああ、話している最中に思ったことですが、こちらの言ったことを理解してもらえないことが多々ありました。先のとっかえひっかえだとか、選り好みだとか。その辺の語彙を使ったところで「は?」とか「へ?」とか返ってくるばかりでしたね。もともと授業にあまり出ていない子とはいえ、もう少し国語力をつけてもらいたいものです。男を漁っている暇があれば勉強をしなさい。


放課後学習をやってきました。やったのは、速読練習と英単語暗記です。
一応、事前に告知をしていたのですが、20人くらい集まってくれたのには驚きました。よくて6人くらいかなぁと思っていたので、素直に嬉しかったですね。自主的に集まってくれた子たちばかりだから、モチベーションも高いし。
速読の方法。まず、まとまった英文の書かれた紙と問題の書かれた紙を渡します。スタートの合図と同時に英文をめくるのですが、問題用紙はふせたままにしておきます。
何分間その長文を読むのかは任意です。2分でもいいし、8分でも構いません。長文の内容を把握したと思ったところで読むのをやめてもらい、その紙をふせてもらいます。
ここで、その読み終わるまでにかかった時間をチェックします。監督者(この場合は僕)が掲げているタイムカードを見ます。タイムカードは時間経過と同時にめくられ、30秒ごとに表示が変わります。今回は、0:00→0:30→1:00→……という感じでめくっていきました。つまり、終わったその瞬間に監督者が表示している時間が、長文を読むのにかかった時間ということになります。
長文を読み終えたら、今度は問題を解きます。問題は全部で7問あり、それぞれが3択問題になっています。どれも長文の内容に関するもので、きちんと内容を把握できていれば、解くことは容易です。
この速読練習で肝になるのは、点数と時間のバランスですね。たとえ満点をとれたとしても、130語程度の文に7分も8分もかかっていたのでは意味がありません。逆に速く読んだところで、7点中3点しかとれないというのも問題です。いかに速く、正確に内容を読み取るかというのが大切です。そこを意識して文を読んでみようというわけですね。


さて、英単語暗記ですが、これは以前やったのと同じ方法です。繰り返しですね。
今日は「英語→日本語」の練習のみを行いました。単語数は77語で、中学校3年生のテキストに出てくる単語を選びました。
10分で書いて、5分で答え合わせをして、5分で暗記をして、5分休憩。これをワンサイクルとして、3回繰り返しました。答え合わせの際には、間違えた単語の横に印をつけ、繰り返しテストする中で間違う傾向の強い単語が現れるようにします。
今回は残念ながら2回目が終わった時点で帰ってしまった生徒が多かったので、3回目まで受けた生徒は7人程度でした。3回目まで受けた生徒について結果を出しますと、1回目の平均がおよそ30点、2回目の平均が約60点、3回目の平均が約70点でした。3回目に満点をとった子もいました。
一番伸びた子は、最初と比べて54点くらい伸びていました。所詮短期の記憶ではあるものの、わずか1時間の間にあれほどまで単語を覚えたのには驚きです。やはり繰り返しの効果はあなどれないものです。
1〜3回目とも、まったく同じプリントを使ったのですが、問題の配置を変えたらどうなるのかも興味があります。「これ、位置が同じだから覚えてるだけだって〜」と言って苦笑いしている子がいたので、少し気になったわけです。なんとなーく、あんまり意味はない気がしますが、「プリントの概観を基にした位置関係」で覚えている生徒もいそうですし、一概に意味ないともいえないのかな。


来週は、速読、単語暗記、動詞の活用チェックをやりたいと思います。今日来てくれた子たちがまた来てくれたら嬉しいのだけど、どうなるだろうなぁ。
リスニングの練習も組んでみたいな……しかし、どうやったものやら。