雑記

中学校で集中力についての実験をやってみたのですが、イマイチ成果が得られませんでした。
勉強するときに、無音でするのと音楽聴きながらするのとどちらがよいかという実験で、生徒に協力してもらっていろいろやってみました。
作業に使ったのは、内田クレペリン検査を模した単純計算作業で、試行は4回行いました。一回目は無音で、二回目は音楽を聞きながら、三回目は歌を聞きながら、四回目は雑音を聴きながら、です。
6人の生徒に手伝ってもらったところ、6人中5人は回数を重ねるごとに書ける量が増えていきました。この結果を見れば、「あー、何聴きながらやるかとか、効率に関係ないのかなー」というふうに思えてしまいますよね。
けどよくよく考えたら、内田クレペリン検査って、結果が曲線になったような記憶があります。最初に書けた量を1とすれば、回数を重ねるごとに1.1,1.2,1.3...という感じで増えていき、一定地点で折り返して作業効率が落ちていくみたいです。飽くまで、自分の体験談が基ですが。
なので、試行を繰り返すうちに作業量が増えたのは、ひょっとすると当たり前のことなのかなぁ、と今では思っていたりします。もっと単純で、学習を必要としない平易な課題を選ぶべきだったか、と後悔しています。
結局のところ、音楽聴きながらするのと、無音でするのとどっちが効率いいんでしょうね? 僕の場合は、音楽を聴きながらのほうが集中できるのでそうしてますが。でも、歌はダメですね。
次週は、英語の速読トレーニングでもやってみようかな。今日来たのは2年生ばかりだったけど、今度は3年生にも声を掛けてみよう。