雑記

寒空の下、葉から滴る露をすくって舐めた。甘かった。
寒露、すなわち甘露。既出っぽいけどシャレですね。


さて、教員採用試験の判定通知が届きました。
判定はB判定でした。ちなみに判定はAとBのふたつがあって、A判定は「総合点がやや低い」で、B判定は「総合点が低い」を意味します。
さっすがにカチンときましたねこれは。うぬぼれになるかもしれませんが、結構自信はあったんです。合格には届かなくても惜しいところまでは行ってるだろう、という程度には。
そんなわけで、今の僕の気持ちは「不合格で悲しくて悔しい」というよりも、「どこが悪かったのかはっきり問いたい」といったところです。面接、模擬授業、小論文、口頭試問、etc……どこがどのようにいけなかったのか、しっかり確認しないといけませんね。
幸い教育庁に行けば採点の詳細はわかるようですし、明後日くらいに行って確認してこようと思います。「簡易閲覧のみ行ってよい」と資料には書かれていたので、おそらく写本とかはダメって言われるんだろうなぁ。でも、そういうのって情報元の本人がお願いしてもダメなんだろうか?
まぁダメって言われてもなんとか食い下がってみることにします。また試験を受けることになるでしょうし、貴重な資料になることは間違いないですから。


さて、教員採用試験には特別選考枠というのがあります。この特別選考枠というのは、講師経験とか現職の経験とかがある人が受験する枠組みのことです。今回の採用者数は大体350人くらいだったのですが、その内訳3分の1くらいが特別選考枠で受験した人でした。
数字だけ見ると「なんだ、新卒も結構いるじゃん」とか思ってしまうのですが、実のところ倍率だけで見ると一般選考の倍率は約10倍で、特別選考の倍率は2倍くらいでした。いかに特別選考が強いかということがわかりますね。新卒には厳しい、というのが教員採用試験です。
まぁ現場で訓練された先生方に力があるのは事実ですので、僕の言ってることは単なる僻みです。自分に力のないことを棚に上げての言い訳を述べる、もとい吠えてるだけです。
だけど……指導力と専門的な知識があって、現場で即戦力になり、かつ高い人間性を備えた新卒の人間ってどれだけいるんだろう。そう思うとやってられねぇという気持ちになってしまいます。
新卒には不利で、既卒者には有利。つくづく一般の企業なんかとは逆だよなぁ、と思います。その割に不合格通知の郵便には「講師枠があるよー」という手紙を同封してきて、「期限は11月末までね。あっ、でも多少は融通するよー」とくるから困る。正社員を採らず派遣社員を採るのと一緒じゃないのかねこれじゃ。


当面は大学院に進学の方向になるかな。卒論と……あと英語の勉強、もっとしよう。


<追記>
あああああ、また子ネズミの死体が……これで2匹目だ〜。
こんなエサもなにもない部屋で生まれても困るんだってば……。