お菓子
友人T……キミは正しかったね
先日遊びに来た友人Tに奨めたお菓子、あの時は「いつのかわからないから要らん」と無下に断られたのですが、いまになって納得。そうか、キミはわかってたんだね。
つい先ほど、そのお菓子――フランス産の市販菓子――の最後の一枚を食べようとしたところ、箱の横になにやら数字が。それは“2006.08.31”という、背筋の凍る数字配列。
僕はフランス語はわかりません。よって、その数字の周りに書いてあるフランス語表記などと知ったことではありません。ですが、よろしくない数字であることは容易に予測がつきました。あぁ、なんという運命の巡り合わせなのでしょう。
迷いました……僕は迷いました……捨てるべきか否か、と。
一度はゴミ箱にダンク。パンパンと手を払い、後腐れは無くしたはずだったのです。
しかし、僕はケチです。結構ケチです。だんだんと勿体無いという気持ちが芽生えてきてしまいました。
「勿体無い」って素晴らしい日本語だよなぁ、などと呟きつつごそごそとお菓子をあさります。そこからの流れはあっという間でした。
捕獲→開封→咀嚼→(゚д゚)ウマー
なんというか、後悔はしていません。学んだこともありますしね。
つまり、「知らない方がいいこともある」ということです。
お腹痛くならなきゃいいなぁ……。