雑記

英語学習について、いろいろなホームページやブログを巡回していると、「これがオススメです!」とか「私はこうしてTOEIC〇〇〇点取得しました!」という広告をたくさんみかけます。
テキストを紹介している人。
ドラマを紹介している人。
音源を紹介している人。
まあいろんな人がいます。
んで、大体検索結果の上の方にくるページというのは、なんやかんや経由した結果、「教材購入を促す」という落としどころになっていることが多数。
無料無料ときて、いきなり有料、みたいな。
これいいですよ(無料)、これもいいですよ(無料)、これもあるともっといいですよ(有料)、と。
んー。わからんでもないです。うん。
本当に能力がある人が、自身の経験を人に伝えたいと思うのはよいことだと思いますし、それをし続けるためには資本がいるということもわかります。
けど、「あー結局お金がほしくて書いてるんだなー」と思ってしまうと、一気に醒めてしまいます。この人も他と一緒なのかー、と。
能力がある人が、自分自身に価値を見出し、それを商品にしていくというのは正しい姿です。
正しい姿……なんだけどなぁ。やっぱりどこかスッキリしません。
なんでもかんでも金を求められることを憂うべきか。
金さえ出せば何でも出に入ることを喜ぶべきか。
逆に、自分はどんな情報提供だったら満足、ないし納得できるんだろうか?
あったらいいなーと思うのは、


1. 学習方法がとことん具体的で定量的である
2. 教材ができるだけ無料である


この2点を押さえたものでしょうか。特に1。
たとえば、「1日1ページ単語を読みながら覚えましょう」ではなくて、「覚える単語と、その意味を確認しましょう。1つの単語について60回音読しましょう。音がわからなければ音源で確認しましょう。次の単語も同じように行い、それが終わったら1つ前の単語に戻り、日本語の意味を覚えているか確認しましょう。覚えていなかったら、もう30回、日本語の意味見ながら音読しましょう。1ページ15分以内に終わらせましょう。」とか。
絶対くどい。くどいとは思いますが、「この方法なら90%以上の人が覚えられる」といった保障がほしい。
勉強できない人が知りたいのは良い教材ではなく、具体的な教材の使い方だと思う。
定量的に、具体的に学習方法を指示してくれる学習書(たとえば単語学習書)とかあればいいのになあ。
「まず、500mlのドリンク、もしくはボトルに入ったあなたの好きなコーヒーなどを用意しておきましょう」とかチュートリアルに書いてあって、「はい、ここでドリンクを口に含んでリラックスします。3回深呼吸しましょう。」とか指示されるの。
ないかなあ。あったらいいのになあ。
月並みなやり方じゃなくて、オリジナリティを出していってほしい。
儲けるには先人が成功した道をたどるのが一番間違いないというのもわかるんだけどね。


なんか提供の仕方ではなく、ほしい教材の話になってしまいました。
読み物として面白く、かつ効果を保障してくれるものがほしいですね。
効果はさておき、10年ちょっと前に流行った『萌え単』はその点時代の先を行っていた・・・(遠い目)