雑記・勉強

英単語を覚えようと思ったら、一歩ずつステップ・バイ・ステップで覚えるのがよいとされます。
1日に100個ではなく、1日に5個ずつ20日かけて、細かく続けていくのがよいというのが一般論です。
けれど、少しずつやることが苦痛であるという人もいるのではないかと、ふと思いました。
たとえば自分は、小説を買ったとき、一気に最後まで読むことがほとんどです。
ちまちま読むのは好きではなく、眠かろうが翌日忙しかろうが、一気に最後まで読みます。
当然、細部のセリフは覚えていませんし、内容についてもおおまかなストーリーしか思い出せません。
が、逆に言えば、おおまかなストーリーとか気に入ったシーンは覚えているわけです。
「このへんのページはたしかこんなシーンで……」というのも覚えています。3次的な直感でそのページを開くこともできます。
これはある意味記憶と言えるんじゃないかな、と思いました。
一気に読むことで、すべてを思い出すことはできないが、どんな登場人物がいて、どんなシーンがあって、どんなお話だったかは覚えることができるわけです。
完結したあらすじというフレームを頭の中に置いておけば、2周目3周目を読むときは、もっと効率よく場面の再生をすることができるようになります。
つまり、英単語を覚えるときも、一気に最後まで読破して、どのへんのページにどんな単語があって、という大枠を敷いてから、細かいところをつぶしていくというやり方は通用するんじゃないかというわけですね。



……と、思うのですが、どうなんでしょうね〜? やっぱり邪道?
問題点があるとすれば、かかる時間は大差ないだろうというところです。有意な統計をとったわけではないですが。
叶うことなら、最後までバーッって読んでしまいたいんですよねー。
一日にいっぱい単語を覚えることよりも、ページが遅々として進まないことのほうがよっぽど苦痛です(本音)
まぁ、1冊読み終えたことによる満足感でその後の学習が進まない、では困るので、記憶できたかどうかの確認だとか、2周目3周目の学習の仕方は工夫してやる必要はありそうです。
考えるのは楽しいんだ考えるのは。


(追記)
試しにやってみようとしたところ、20ページそこらを進めるのに1時間近くかかってしまいました。
読破するんだったら、もっとこう、覚えようとするのじゃなくて、ササーッと読み流すつもりじゃないとダメだなー。