雑記

夜の8時くらい。
突然インターホンが鳴ったと思うと、それとほぼ同時に玄関ドアをドンドンとノックする音。
どこの酔っ払いかと思い、やや不機嫌そうに「どちらさんですか?」と問いかけたところ、「消防署の者です」というお返事が返ってきました。
困惑しながらドアをオープン。思えば、U字ロックをかけずに開けたのは不用心だったかもしれません。
いわく、ひとつ下の部屋の人間が倒れているという通報があったが、玄関がロックされていて入れない。こちらの階のベランダから入れらせてほしい。
ふむ、人命が関わっているのであれば仕方ない。
ということで、2名の消防士の方々をベランダまで案内。非常用通路を使って、ひとつ下の部屋のベランダに乗り込んでいました。
ただ、やりとりを聞いていたところ、誤報というか、なにやらややっこしいことになっていたみたいです。
部屋の住人は部屋の中にいる。意識もある。しかし、消防士が「玄関のドアを開けて顔を見せてほしい」と呼びかけても、頑なにこれを拒否。「元気だということが確認できればそれでいいから」と言ったところでダメ。
ドアの外、マンションの廊下には通報をした知人(らしい人)がいるようでしたが、どうやらその人と顔を合わせたくないみたいでした。会話をするのもダメだったみたいです。
20分くらいして、消防士の人たちは帰っていきました。
うーん、きな臭い。本当に階下の住人は倒れていたのでしょうか?




っていうか、非常経路とはいえ、ベランダを通じて上下に移動できるってのはおっかないよなあ。
上下に不審な人が住んでいたりしたら、おちおち洗濯物も干せぬ。
今回みたいなことがあったのが、引っ越す直前でよかったです。いやほんと。