雑記

ひさしぶりのお休みです。腕とか指とかゆっくり休めたいところです。
昨日のこと。いつも同じ施術士を指名しているおばあさんがお客様にいるのですが、その人が出張で出かけていました。
予約時間までには戻れるはずだったのですが、電車の遅れの関係で急遽代理として自分が入ることに。
整体等には20年以上通っていらっしゃる、いわゆる舌の肥えた(?)お客様のため、びくびくしながら自分は施術しました。
「あんたどれくらいされとん?」
どきっとしました。
どれくらいのキャリアがあるのか。そう聞かれたわけです。
動揺を顔に出さないように気をつけつつ、
「ここに来てからはまだ短いですが、1年とちょっとですね」
「ふぅん?」
大嘘です。本当は2週間程度です。
「なかなか上手にされるねぇ」
ありがたいという気持ちがこみ上げると共に、救われた気がしました。
認めてもらえたという感覚は久しぶりでした。
帰り際、「今度からいつもお願いしている兄さんがいないときはあんたにお願いするわ」というお言葉をいただきました。
指とか、腕とか、立ちっぱなしで脚とかいろいろ痛めてばかりのこの仕事ですが、やはり人の役に立てたという実感は少なくない機会で得られるものですね。
のちほど他のスタッフに大見得を切ったことを伝えたところ、「それで間違っていない。初心者だろうと、2年以上やっているという顔で仕事するのが大切」と言われました。
たしかにお医者様がおどおどしていたら、患者は不安になってしまうものです。自信をもって施術しないと。



次のお休みは金曜日です。がんばるぞー。