雑記

自分には兄がいます。ふたつ上の兄です。
仲はそんなに悪くありません。顔を合わせたときには普通に話もします。
ですが、ある話題を出すと決まって雰囲気が悪くなります。
それは仕事の話題です。


うちの兄は無職です。フリーターではありません。無職です。ここ半年くらい、起きて、食って、寝て、また起きて、という生活を繰り返しています。親の恩恵を受けて、何不自由ない生活を送っています。半年と言ったのは、それまでは大学の特別講座とか、資格をとるための講座に通っていたからです。
兄は働いた経験が一度もありません。一度、工場での短期アルバイトをやったことがあるみたいなのですが、それを含めてもほとんど働いたことがないと言っていいでしょう。
僕は、兄の生活を見ていると不安に思います。このまま年が経って、おじさんになって、両親が死んで、その後この人はどうするつもりなんだろうかと。貯金もなく、働いた経験もなく、それでどうやって生きていくのでしょう。
最近、僕はよく兄に話を振ります。正社員になれとかいきなりそんなことはいわない、せめてアルバイトからでも始めてみてはどうか、と。
兄の返事は決まってます。「あー」「んん」「そうだな」です。こと、仕事の話題になると、僕から視線を逸らし、むくれたような顔になり、最後には逃げ出します。「働く気はあるのか?」と聞いても、返事は返ってきません。「あるの? ないの?」と聞くと、「あるけど……」とだけ返事します。この「けど」に僕は毎回苛立たされます。どうしてそこで「ある」とひとこと言えないんだろうか、と。
今日、母にそのことを相談してみたのですが、「職がないんだから仕方ない」としか答えませんでした。何を見て、聞いてそう答えたのかはわかりませんでしたが、何も考えてないのだということはわかりました。父には何も聞いていません。こと、教育に関して父には何も期待していませんので。
働いていない兄が恥ずかしいとは思っていません。むしろ、何もしようとしない兄の将来が心配なんです。
現状で満足してしまって、働くことへの意欲をもてず、そのくせに変にプライドは高くて、何のかんのいいわけをつけて動こうとしない。現実からひたすら目を背けて、目の前の快楽にばかり夢中になっています。いったいどうすればいいんでしょうね。
ちゃんとした職を見つけて、将来のための準備をしてもらう。それが理想ではあるのですが、せめて少なくとも、「働く」ということを知ってほしいと思います。親から貰った金だけで生活するんじゃなくて、自分で金を稼いで、それで生活する喜びというものを知ってもらいたいんです。
どうしたものでしょうね、本当に。


……


愚痴くせぇ……というか、完全に愚痴ですねこれは。
ブログでこんなの垂れ流すとか、客観的に見て残念すぎます。
今は吐き出してちょっと楽になったけど、たぶん後でまた見直して後悔するんだろうなぁ。
後日、消すかもしれません。