雑記

サークルの先輩からの紹介で、地元の市役所にて選挙の期日前投票の立会人というのをやってきました。
朝8時半から晩の8時まで休憩抜きで11時間労働、日給約1万1千円、さらに昼食付きという比較的良待遇なわけですが、仕事内容がハンパなくきつかったです。
何をやったかって、何もやってない。ただ黙々と投票される様子をじーっと眺めて、帰り際の人に「おつかれさまです」と笑顔で言ったくらい。あとは黙ってぼーっと座ってただけです。黙るのが全体の8割、他の立会人の方との雑談が1割5分、残りが挨拶といったところです。
ただ座っているだけというのがいかに苦痛であるか、よくわかりました。たまにやってくる投票者の方々に声を掛けるたびに幸せをかみ締めていました。
立会人なんて滅多にする機会はありませんし、いろいろと勉強になりました。役所の人間というのは頭が固いものとばかり思っていましたが、実際に一緒に仕事をしてみると、むしろひょうきんで融通の利く方が多かったです。
まぁ、いい人が多い分、悪い人ってのは目立ちます。投票に来たはいいけど、宣誓書(本人確認のための住所や氏名の記入等)の内容が気に入らなくて投票を放棄した上に、運営方針にまでケチをつけ始める変なオッサンがいました。
役所の人いわく、そもそも期日前投票というのは一種の例外だとのこと。本来は特定の期日にしか投票というのはできません。だけど、それではどうしても投票できない人が出てきてしまうので、そういった人を救済するために期日前投票という措置をとっているのだとか。
やれ人件費の無駄遣いだ、手順が面倒だと好き勝手なことを言って帰ったオッサンでしたが、権利ばかり主張してルールを聞こうとも守ろうともしない態度には正直イラッとしましたね。人の話を聞かない人間というのは、大小問わず、困ったものです。
また来週火曜日に同じことをしに行きます。これもひとつの社会勉強ですね。