雑記

教採終わったぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!


いやー、長かった。本当に長かった。4月から勉強を初めて、「大丈夫か自分?」とか思っていた頃のことが懐かしいです。
不安だらけの4ヶ月でしたが、およそ悔いのない形で締めることができてよかったです。結果は10月にならないとわかりませんが、受かっても受からなくても教師になることは心に決めました。というかここまで来てそれ以外の選択肢なんぞないでしょう。
なんだか物凄く身体がだるいのですが、簡単に教採のレポをしたいと思います。


一日目
この日にあったのは小論文でした。内容は、図表を読み取ってそこから考えられる教育上の課題について考えるというもの。一部助詞がおかしいまま提出してしまいましたが、書きたいことは書ききることができました。
で、適性検査。3つの適性検査を受けました。なんか、はっきりいって「長いだけ」という感じでした。YG性格検査とかはともかく、内田クレペリン検査はつまらない上に腕が攣りそうになりました。もう金輪際やりたくないですね。


二日目
本格的に試験に入っていきます。この日は個人面接がありました。
聞かれた内容は教育一般に関することが多かったです。たとえば、どこでも勤務できるか、特別支援学校にも勤務できるか、いじめられていると思われる生徒に対してどう接するか、生徒の反抗の連鎖をどうやって断ち切るか、試験に落ちたらどうするか、etc。
ひとつ答えられない質問がありましたが、それ以外は大体答えられました。そういえば途中、「英語で道案内してください」というのが入ってきたのにはかなり驚きました。とちりながらも、なんとか伝えられた……と、思う。


三日目
今日の出来事ですね。集団面接と口頭試問、模擬授業がありました。
集団面接の出来は上々だったと思います。聞かれたのは、教師を目指す理由(自分の恩師等に絡めても良い)、今まで苦労したこと、自分の長所を踏まえてどんな教師になりたいか(20秒で)、給食費を払わない親に対してどうするか、英語教師間の軋轢について、といったところです。
5人ひと組みで面接を行い、その中に男は僕一人でした。一次の討論のときと一緒ですね。ちなみに、そのときに同じグループだった女の子とまた一緒の組でした。
他の受験生の話を聞いていて避けたほうがいいと思ったのが、①抽象的なことを言う(「頑張れる教師になりたい」など)、②長く話す(明らかに90秒くらい話してた)、③言ってることに説得力をもたせない、の三つです。
横で聞いていて明らかに③をやってしまった人がいました。長所のところで、「私の長所はこの笑顔です。明るい学級を作ります(要約)」と言うのはいいんだけど、顔が全く笑っていないという。しかも、具体的に何をするのか言っていないから、理想論に留まってしまっているような印象を受けました。ちょっと残念です。
え、自分ですか? 僕は……んー、「自分の長所は健康であることです。毎朝早起きをし、誰よりも早くに学校に来て、職員室の清掃、担当教室の整備、そして校門であいさつ運動をし、元気な学校を作ります。」みたいなことを言った気がします。面接官はめっちゃ笑ってましたね。すごく真面目に言ったのになぜ笑われたのだろう?
昼食は大学院の先輩ととりました。食べたのはオムライスとハンバーグとサラダとスープ。満腹になるまで食べました。
午後からは口頭試問と模擬授業でした。午前中のが終わったのが11時40分くらいで、午後の面接が15時開始。結構な間がありましたね。しかも会場が午前の場所とは違ったのでかなり面倒でした。
まぁ、こっちは結果だけ言いますと「可もなく不可もなく」といったところでした。絶対的に見れば「まぁそこそこいけたんじゃね?」という感じなのですが、他の受験生と比べたらどうなのかがさっぱりわかりません。なので、不安です、かなり。
面接官の先生がすげー怖かったんですよね。もう、何を言っても全然笑わない。いや、笑わせるようなことは何も言いませんでしたが、こちらがいくら笑顔で答えたところで表情はカケラも変化しません。まさに鉄面皮。恐ろしかったですね。
そのせいか、いつもよりも萎縮してしまっていた気がします。「わかりません(英語)」を2回くらい言ってしまったし……。あまり点はよくないでしょうねぇ。
ただ、模擬授業はそこそこうまくいったんです。飽くまで主観ですが、既習事項の確認から新出文型の導入まで、自然な流れで行えました。自分の持ち味である元気のよさがアピールできましたしね。
まぁ、そんなこんなで波乱の口頭試問&模擬授業だったわけです。ぶっちゃけ疲れました。仮に落ちるとすると、スピーキング力の不足が問題なんだろうなぁ。あまり想像したくはありませんが。


統括
一人じゃここまでこれなかっただろうなぁというのが正直な感想です。
試験が終わるまで苦しかったけど、同じ目標をもった仲間と切磋琢磨するのはとても楽しかった。自分の理想の教師について語り合ったり、今の教育の課題について話したり、一緒に面接の練習をしたり……充実していました。
大学の教採用の講座に通っていたのですが、そこから得られたものの中でもっとも尊いものは仲間だと思います。家で独り座学をしたり、壁を相手に面接練習していたのでは絶対に得られなかったものです。
自分はこの4ヶ月で大きく成長したと思います。これは気のせいではありません。
大きな目標は人を変えるのだということを、身を以って学びました。この考えは一生大切にしていきたいですね。



最近、風が冷たくなってきました。
もうすぐ夏が終わるのですね。