雑記

昨日、書店で「恋空」をちらりと立ち読みしました。そう、ネットの世界に精通しており、かつ本を読む人で知らない人はいないであろう、あの本です。
結果を先に書いておきますと、期待通り、想像以上でした。
いえ、最初はちょこっと楽しみに思ったのですよ。表紙は綺麗ですし、開いてすぐのところに書かれてあるくだりもまぁそれなり。どんな内容なのか心躍ってもいいじゃないですか。
だけど本文に入ってから、2分で力尽きました。無理無理、絶対無理だって。
内容もそうなんだけど、何より文のレベルが低すぎます。人に見せるような文章じゃないでしょう、あれは。
語りは安定しないわ、展開の様子がふわふわして落ち着きが無いわ、描写が下手だわで、正直読むに耐えないものでしたよ……。なんで登場人物が自分で自己紹介するんだろう。もはや内容以前の問題じゃないのかなぁと思ったり。
でも、実際問題売れてしまってるわけだし、ひょっとしたら僕の方が少数派なんだろうか。それでも別に構わないわけだけれど、あれを面白いと思う方々に面白さのポイントを教えてもらいたいものですね。


活字を読んでどっと疲れたのなんて久しぶりさ……。