購入物

未来日記(3)
ゼロの使い魔(10)
やっぱり「未来日記」は面白い。具体的には、大した力を持たない未来日記所有者でも知略を張り巡らすことによって生き残ることが出来るという点。そこが「未来日記」の面白さなんだと思う。窮地に陥ってしまっても、ご都合主義的な力に頼るのではなく、しっかりと理屈に従った動きで戦況を変えることが出来るというのが好ましいく感じるのだろうね。まぁ一部暴走するのもいるけど(笑)
それにしてもこの作品は展開が読めない。つぅか、戦ってるのってほとんど主人公組ばかりじゃね? 他の未来日記所有者たちはどうなってんの? 一応戦いはするけど引き分け、みたいな感じなのだろうか。なんとなくだけど、4thが臭いんだよね。胡散臭い。一方でみねね株は急上昇中。
ゼロの使い魔」は久しぶりに読んだ気がする。もはや定番となりつつある、サイトとルイズの気持ちのすれ違い。今回は「サイトのルイズに気持ちは使い魔の契約に拠るものではないのか」というルイズの疑念がキーポイントですね。今までの中ではかなりもっともらしい理由だったと思います。
相変わらずコルベール先生は格好いいなぁ。1巻でのヘタれっぷりが嘘のようだ。個人的に「あの」シーンではフル火力で戦ってもらいたかったですね。中〜後半にかけてのあのシーンです。あと、サイトくんのガンダールヴとしての出番は若干少なめだった気がしますね。その代わり、少ない見せ場でしっかり大活躍してました。さすがだ。
物語とタバサの境遇を絡めるという手法は陳腐ではあるけど上手く書けていたと思います。陳腐と王道は紙一重。面白いかそうでないか、ですね。