旅行二日目

7:00 起床。モーニングコールはジャギ様の「俺の名を言ってみろ」。相方の朝の弱さは異常。なんで自分の友人はどいつもこいつも朝に弱いのか。叩き起こしていろいろと用意し、朝食の買い出しに行く。とりあえず鱒寿司と野菜生活(緑)を喰らう。鱒寿司は旨かったが、野菜生活は酷い。というか食い合わせが悪かった。
7:40 もっかい飛騨大安寺に行き、写真を撮る。でっかいイチョウとおっきな建物。
8:45 白川郷行きバスに乗車。乗る少し前に知ったのだけど、名古屋駅から高山駅に行くのであれば、バスの方が圧倒的に安いらしい。時間は多めに掛かるけど、やはりバスの方がコストパフォーマンス的によさ気。というわけで、明日の名古屋行きにはバスを使うことに。道中のトンネルの狭さには冷や冷やした。
10:20 白川郷に到着。なんというか、感慨深いものがある。合掌造を見ると改めて「ひぐらし」が思い出されてならない。帰りのバスは17:15。時間は腐るほどあるので、歩きであちこち回ってみることに。いい写真が撮れるといいなぁ(byトミー)。それにしても、雪がまだ残っていたのと水がとても綺麗だったことには驚き。特に水は「これ飲めるんじゃない?」と思えるほど綺麗でしたね。



以下、時間書くのが面倒なので箇条書き。


最初にたどり着いたのは古手神社もとい白川八幡神社。「ひデブ」のマップと比べてみて確信を抱きました。予想していたほど大きくなかったのが意外ではあったけど雰囲気は十分。とりあえず写真を撮りました。改築中だったのか、本殿が白い幕に覆われていたのが残念。またの機会、に期待しよう。
現在地の把握もできたということで、地図に従って移動を開始。しばらく北に歩き、路地に入るとレナとの待ち合わせの場所を発見。写真を撮ろうとしたのだけど、アングルを忘れていたせいで四苦八苦。通行人から変な目で見られましたよ。
そこらの売店でみたらし団子を買って喰らったところ、旨さに顔が綻びました。地元のスーパーで売ってるような甘いタレをかけたようなものではなく、醤油味ベースの香ばしいお団子でした。もう地元のは食えそうにありません。ちなみに散策中に3回にわけ、3本喰いました。
道に迷ったと思っていたら入江診療所を発見。もうなんというかそのまんまだったので驚きましたね。ちなみに白川診療所という名前でした。近くからの写真も撮りたかったのですが、診療所内に人が居たのでやめておきました。とりあえず遠くからの写真だけ確保。撮る時に「富竹フラッシュ!」と叫ぶのはご愛嬌。
圭一がひき逃げされそうになった道や村の風景を視界とカメラに収めつつ、東に向かうと鉄平ハウス・梨花ちゃんハウス・レナ家・「嘘だっ!」の坂を発見。鉄平ハウスは一度偽物をにだまされてしまったため慎重に確かめましたね(笑)。「嘘だっ!」の坂は二次元に変えて……つまり写真として見てやっと確認できました。アングルを忘れていたものの、なんとかそれっぽい写真を撮ることに成功しました。梨花ちゃんハウスはえらくわかりやすいところにありましたね。写真を撮ってる外国人の方がいたけど、彼らも聖地巡礼だったのだろうか? ちなみに上の4箇所はどれも展望台へと続く坂道のふもとの辺りでした。
坂道をひぃひぃ言いながら上る野郎二人。坂の途中に「通学路の一部」がありましたね。
城山天守閣展望台のある丘に到着。展望台西側の林の辺りにある梨花ちゃんお気に入りの場所を見つけました。ここでも写真を撮ったのですが、アングル(以下略)。それから展望台へと移動し、ソフトクリームを買って一服しました。展望台からの眺めは絶景でしたね。カメラを構えてる人がたくさんいましたよ。しばらくその景色を堪能し、名残惜しみながら展望台を後にしました。
ぜぇぜぇ言いながら坂道を下ると、前原屋敷もとい白川クリーンセンターに向かうことに。結構離れた位置にあったせいか、徒歩で30分くらい掛かった気がします。ひょっとするともっと掛かったかもわからない……。足が悲鳴を上げてましたね。で、肝心の前原屋敷ですが、大変分かり易い場所にありました。ゲーム内における風景のそのまんまでしたね。アングルとか気にせずに撮りまくりました。もちろん自分たちも入れて。
かなり疲れたので近くの川辺で一休み。足を川に漬けてみたら思いのほか冷たくてびっくり。というか冷たすぎだろあれは。痛みすら感じるほどだったし。まぁそれでも火照った足にはたまらないという事実は変えようがないわけで、二人して靴を脱いでバシャバシャと水遊び。梨花ちゃんと(ひぐらしネタバレ)羽生が戯れているのであればまだしも、野郎二人が戯れたところでウザい以外の何物でもねぇ。そんなんじゃ前原の親父さんは惹かれないよ。ああ、そういえば河原近くにはダム工事現場、前原屋敷の西には祭具殿がありました。もっとも、祭具殿の有様には絶望しましたが。だって白幕で覆われてほとんど外観が見えないんだもの。かなーり悔しかったですね。いつかリベンジできる日を夢見て。
元来た道を引き返し、足裏の腱の痛みをごまかしつつ合掌造り民家園に到着。ここでは魅音と待ち合わせの場所や園崎庭園がありました。後で調べたところ、この場所には結構元ネタが散らばっていたみたいですが、全然気がつきませんでしたね。この場所は「ひぐらし」ネタとは別にしても十分満喫できる場所だと思います。歴史の重みを感じましたね。民家の3階はすっげー怖かったですけど。板張りのくせに下が見えるってどうよ。怖すぎでしたね。あと、ご自由にお飲みくださいのそば茶は嬉しかった。昔の家屋の中で飲むお茶は一味違いましたね。
閉園時間になったので民家園を出ました。近くの売店の中をふらふらと見物したりしてバスの時間を待ちました。そういえば、白川郷のお店ってどれも閉まるのが早いんですよね。4時半くらい、だったかな? もうそれくらいの時間には閉じる準備をしてたし。
河原の石の上でぼーっとしてて、やや肌寒くなってきた頃にバスの時間となりました。初めは5時間じゃ長すぎるかと思っていた白川郷もとい雛見沢巡りでしたが、終わってみるとむしろ短いくらいでしたね。今度は白川郷にある民宿に泊まりたいなぁとかそんなこと考えつつバス乗り場へと赴きました。


あちこちで「ひぐらし」の元ネタを発見しては大喜びしましたし、合掌造をこの目で拝めたことも嬉しい限りでした。ですが、今回の訪問は3月下旬だったということに関しては残念でしたね。白川郷は春夏秋冬、その季節に応じて姿を変えその季節に呼応した美しさを持ちます。しかし、今回の時期は雪は少なく、緑も少なく、桜も咲いていないという実に中途半端な時期でした。だから言うなれば、白川郷の持ち味のすべてを味わうことができなかったということです。実に悔しいですね。
でも、先ほど言いましたように楽しかったのは間違いないです。飽くまで比較の上での話、「別の時期だともっと楽しめただろうなぁ」という話です。だから、良い思い出ができたと思うことはあっても、後悔することなどありはしませんね。楽しかった、本当によい所だったと思います。


では、以下は消化試合ですが、まぁ一応ということで(笑)


17:15 バスに乗って高山駅へ。乗客は自分と相方だけでした。ちなみにバス内では寝てました。
19:10 駅に到着。ホテルに寄らず近くの店で外食することに。注文したのはとろろそば。そば、わさび、ねぎとご当地食材が多いからか、やたら旨かったですね。腹が空いてたのもあるけど。
20:00 ホテルに帰還。シャワーを浴びたりダラダラしたり。
24:00 昨日と似たようなことして日が変わるころに就寝。翌朝8時に駅を出発なので互いにふざけずさっさと寝ることに。iPodの音楽を子守唄代わりにしながら、ゆっくりと眠りに落ちていきました。