雑記

三宮にて430円でチキンカツ定食をいただける店を発見。
さぞ手抜き素材なのかと思いきや、これがなかなかの味。大学生の頃を思い出します。


気になったこと。
今日来たお客さんのひとりに、いわゆる母子家庭の方がいました。来たのは母親の方。
その方、月ごとに母子家庭医療の紙を提示されます。その紙を提示することで、月の1回目・2回目の自己負担額を400円にまで抑えることができます。初診だろうがなんだろうが400円です。
そして、3回目以降は無料で施術を受けられます。同じ病院や薬局に限り、月2回まで負担すれば、3回目以降は負担はいらないということです。
歯医者でも内科でも、保険が使える治療院であれば400円で診療を受けることができるわけですね。
そして3回目以降はタダ。何をどれだけしてもらってもタダ。


・・・。


当然、うちの店としたらタダでサービスを提供するわけにはいかないため、一部負担金の分(3割で500円くらい)は市の方に請求することになります。残りの7割は別のところ。
店としては別に損をするわけではありません、ありませんけれども――。


これって、まともに払っている人が損していませんか?


世の中、安くないお金を払って自費診療で施術を受けている人もいます。
そんな人がいる中で、タダで施術を受けて、あまつさえ「今日の施術は痛かったので次回は別の先生にお願いしてもいいですか」みたいなことを言うのだから、業が煮えます。(ちなみに前回は、「前の人は緩すぎたから、今回くらいキツく押してもらわないとやってもらった気がしない」とか言っていました。ザケんな。)
権利としては当然持っているわけですし、法令で決まっていることですので何も悪いことはありません。
けど、それでも釈然としない。僕らの払っている決して安くない健康保険料ってこういうところに消えているのでしょうか。


で、その人が言うんです。
「私は子どもを学校に行かせて、早起きして働かないといけなくて、家の仕事もしなくちゃいけなくて。それだけがんばっていて、体調崩して病院に通うとなるとお金もかかって大変です」
だから、医療費の控除を受けてもいいじゃないか、ということみたいです。


「私ったらこんなにがんばってるんですよ。かわいそうでしょ、私?」


その方、次回は店長が入る(指名)みたいです。結局は料理長がつくった料理ではないと満足できないのでしょうか。


人間、胸を張って生きていきたいものです。