雑記

午後8時から午前0時まで講座を受けて、帰宅したのが今現在、1時半。疲れました。
講座というのは、教員採用試験の対策講座です。参加者はおよそ15名でした。どれもこれも濃い面子ばっかり。
時間をかけた甲斐あって、充実した勉強ができたと思います。特に、場面指導や面接指導がタメになりました。昨年はあまりやってもらえなかったからなぁ……。


ひとつ興味深い言があったので、書き残しておきます。
まず問いかけ。「人はいつ自殺するのか?」です。
これに対する答え。「過去・現在・未来のすべてに絶望してしまったとき」です。
聞いてみて、なるほどと思いました。端的に事実を述べている一言です。
つまり、


これまでの人生、ろくなことがなかった。
今の自分はなんてつまらない人間なのだろう。
これから先、楽しいことなんて何もあるまい。


この三つを深く考えて思いつめてしまっている人は、自殺の危険があるということです。
ですが、実際、過去にひとつも楽しいことがなかった人間なんてまずいませんし、これから先、何も楽しいことがないなどと断言できる人間もいません。もし、断言する人間がいるとすれば、それはよほど精神的に追い込まれた状態にあるといえます。
過去・現在・未来とは、「人生」を意味します。そのため、これら三つに絶望するということは、人生に絶望するということを意味するわけです。
しかし、「楽しいことなんてひとつもない、なかった、ないだろう」と断言したところで、それは真になりえません。なぜなら、未来は未知であり、既知になったときにはそれはもう過去となっているからです。


受け売りですが、こんなことを勉強したというメモ程度に。