ラノベ

友人Tから借りた本を読み終えました。
葵せきなの「生徒会の一存」、そして「初恋マジカルブリッツ」ですね。
かたやハーレムを目指そうとする主人公の話で、かたや望まずしてハーレムにいる主人公の話。うまいコントラストだと思います。Tのやつめ、狙ったな?
生徒会の一存」は「マテリアルゴースト」の次の作品ですが、ギャグのエッセンスだけ抜き出して増幅させまくった感じですね。頭を使わなくて済むのでコメディものは好きなのだけど、最初と後半の一部に挿まれている伏線めいたくだりはちょいといただけないです。読者に考える余地を与えないまま終わるのだったら、わざわざ出す意味があったのかなぁと。
まあ2巻が出ればわかるわけだけどね。その妙な伏線について以外は良かったと思います。美魚っちもそうだけど、BL好きな娘ってなんか面白いね。
終わりのクロニクル」みたく上下巻に分かれた作品はあるわけだけど、あの作品に関しては伏線でもやもやすることはなかったなぁ。むしろ続きが気になってしょうがなかったっけ。ahead、ahead、Go ahead!
「初恋」は相変わらずの面白さ。ユージェニー、もといシリアスパートが浮いてる気がしなくもないけど、話を進めるためにはしょうがないんだろうね。やっぱヒロインは12人になるのかな。
好きなキャラが誰かと聞かれたら鈴蘭と答えざるをえない。